「絶対に勝つ」〜出発式で決意新た

 第七十八回選抜高校野球大会(二十三日開幕、兵庫・阪神甲子園球場)に「希望枠」で選出され、初出場する一関学院野球部の出発式が十五日、一関市八幡町の同校で行われ、ナインは初戦突破に闘志をかき立てた。

 式に先立ち、同校中庭上空に飛来したヘリコプターが、大会主催者からのメッセージと記念ボールを投下。「春」ならではの華やかな演出に“センバツ”の人文字で出迎えた部員ら生徒約三百人から歓声が上がった。

 祝賀ムードいっぱいの中で行われた出発式では、初戦の相手が岐阜城北(岐阜)に決まったことを踏まえ、小野寺佳代子教頭が「本当の相手は自分自身。己に勝ち、不撓不屈(ふとうふくつ)の精神で感動のドラマを展開してほしい」と激励。生徒は熱いエールと校歌でナインを勇気づけた。

 同部の高橋滋副部長は「強化合宿で試合感覚を取り戻してきた。県勢二十二年ぶりの白星を勝ち取るため、一生懸命頑張る」と力強く決意表明。金森大貴副主将(二年)は「秋からずっとセンバツを意識しながら練習してきたので、自信を持って甲子園に行く」と意気込みを語った。

 バスに乗り込むナインは皆、晴れやかな表情。エースの太田裕哉投手(同)は「相手の(尾藤竜一)投手は自分と同じタイプなので気になっていた。しっかり調整して投げ勝ちたい」と初戦を見据え、佐藤陽介副主将(同)も「二日目の試合は思ったより早かったが問題ない。打撃は上向きなので絶対に勝つ」と気合を入れ直していた。

 一行は仙台から神戸まで飛行機で移動。組み合わせ抽選会などに出席するため先に現地入りしていた沼田尚志監督、中村竜輝主将(同)らと同日夕、合流した。今後は二十四日の初戦に備え、現地で最終調整を重ねる。甲子園練習は十九日。近畿、四国勢との練習試合も予定されている。

【写真】いざ、決戦の地へ−。出発式で活躍を誓う金森副主将(手前)ら一関学院ナイン

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