一関学院ナイン、気合込め甲子園練習
 第七十八回選抜高校野球大会(二十三日から十二日間、兵庫・阪神甲子園球場)に「希望枠」で選出され、初出場する一関学院が十九日、現地で甲子園練習を行い、二十四日の初戦・岐阜城北戦(午前九時半試合開始)に向けてノックやシート打撃に汗を流した。

 一関学院は甲子園練習第三日の五校目で、PL学園(大阪)に続き「高校球児の聖地」に登場。午後零時二十分から五十分間、球場の雰囲気や「土」の感触を確かめながら実戦練習を展開した。

 途中でひょうが降るハプニングもあったが、あこがれのグラウンドに立ったナインは元気いっぱい。序盤の十五分間はノックで看板の堅守に磨きを掛け、連係プレーなどを入念に繰り返した。

 残り時間を使ったシート打撃では、各打者が鋭い当たりを連発。エース・太田裕哉投手(二年)も登板し、打者九人に対して切れのある球を投げ込んだ。

 チーム内では現地入り直前から風邪で体調を崩す選手が相次いだものの、多くは順調に回復。沼田尚志監督(46)は「守備の連係に不安は残るが、打線は上向き。全体に士気が高まっている」と話し、「岐阜城北は好投手(尾藤竜一投手)がいるので、やりがいがある。機動力を生かし、かき回すことができれば」と初戦を見据えていた。

 チームは二十日から二日間の日程で四国遠征を予定。鳴門高(徳島)などと練習試合を行い、“試合勘”を研ぎ澄ませる。二十二日以降は神戸近郊の主催者指定グラウンドで最終調整を重ね、盤石の態勢で大会に臨む。

【写真】「よし、行くぞ!」。ジャンプして気合を込め、甲子園練習に臨む一関学院の選手たち=19日、兵庫県西宮市・阪神甲子園球場
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