第89回全国高校野球選手権岩手大会試合結果
 

 <一関一、終盤に打線爆発〜夏の高校野球岩手大会>

 第八十九回全国高校野球選手権岩手大会(県高野連など主催)は十四日、県内六球場で二回戦十五試合が行われた。シード全八校が登場し、うち三校が敗れる波乱。雨のため一試合がノーゲームで再試合、一試合が順延となった。

 第一シード一関一は遠野緑峰に八回コールド勝ち。終盤に打線が本領を発揮した。シード一関二は大野に、一関修紅は水沢工にそれぞれ逆転負けを喫した。

 専大北上はシード伊保内に七回コールドで快勝。花巻東は五回コールドで初戦を飾り、一関学院も第三シード高田を接戦の末下した。

 水沢は五回コールドで圧勝。黒沢尻北、東和は初戦敗退。水沢一の二回戦突破はならなかった。

 森山球場(金ケ崎町)は第二試合の盛岡農−北上翔南が五回降雨ノーゲームとなり、十五日の八幡平球場第三試合で再試合となった。森山球場第三試合の釜石南−釜石商は順延となり、十五日の雫石球場第三試合に組み込まれた。

 =シード関二 敗れる=

 【大野6−2一関二】シード関二が大野に逆転負け。関二は三回、一死満塁から五番岩渕武の左前打と敵失で2点を先制したものの、六回に追い付かれ、八回には3点の勝ち越しを許した。

 雨の中断、リズム狂う

 五回終了後の突然の大雨により、一時間十一分の中断。これが勝負の流れを変えた。

 中断前まで一関二の主戦岩渕武信(三年)は、昨夏ベスト8で粘りのバッティングが身上の大野を、わずか1安打に封じる快投を演じた。

 しかし、雨が上がり試合再開後はリズムが狂ったのか四球と、失策で同点を許し、その後も流れを取り戻すことはできなかった。

 小岩篤郎監督は「相手投手は、中断で生き返った。(失点した)六回は岩渕の球が走らず、やばいかなと思った」と振り返った。

 まさかの逆転負けにぼうぜんとし、泣き崩れるナイン。佐々木研伍主将(同)は「最後まで集中できなかった」と悔しさに言葉少なだったが、後輩たちに来夏への夢を託していた。

【一関ニ−大野】大野に逆転で敗れ、ベンチ前でうなだれる一関ニナイン=一関球場

7月14日の試合結果
 
【県営野球場】
◇2回戦
R
遠野緑峰
一関一 1X 12
(8回コールド)
 
R
水沢一
盛岡四 4X 10
(6回コールド)
 
R
伊保内
専大北上 X
(7回コールド)
 
【花巻球場】
◇2回戦
R
盛岡中央
岩手
 
R
一関学院
高田
 
R
一戸
水沢 4X 10
(5回コールド)
 
【森山総合運動公園野球場】
◇2回戦
R
盛岡工
大船渡 X
 
盛岡農   北上翔南
(試合中止)
 
釜石南   釜石商
(試合中止)
 
【一関運動公園野球場】
◇2回戦
R
大船渡工
花巻東 1X 13
(5回コールド)
 
R
大野
一関二
 
R
一関修紅
水沢工 X
 
【八幡平市総合運動公園野球場】
◇2回戦
R
久慈工
久慈東 X
 
R
軽米
黒沢尻北
 
【雫石球場】
◇2回戦
R
盛岡大附 13
福岡工
(5回コールド)
 
R
東和
盛岡一 X 14
(5回コールド)
 
 
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