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コラム 記者ワープロ

日日草

(9/26)

 ドライバーの休憩や観光・行楽の情報発信、地域の交流拠点として定着している道の駅。1993年に第1号が誕生して20年以上が経過し、その数は全国で1000カ所を超えているという

▼道の駅の一角でよく目にするのがそれぞれの道の駅の絵柄が入っているスタンプコーナーだ。押印数に応じて賞品が当たったり、完走証明書をもらえたりするスタンプラリーがあり、各駅のスタンプを目当てに道の駅巡りをする人も少なくない

▼東北道の駅連絡会は今年から、本県と青森県を会場に道の駅に関する問題を出題する検定試験「道の駅検定2016」を始めた。道の駅として初の公式検定で、毎年2県ずつの試験を実施し、合格者は「道の駅マイスター」に認定する。検定試験が登場するほど道の駅がおなじみの存在になったということだろう

▼道の駅の中でも地域活性化の拠点となっている「重点道の駅」の一つが陸前高田市の道の駅「高田松原」。景勝地の高田松原に程近い施設は開設以来市民や観光客に親しまれてきたが、東日本大震災による津波でほぼ全壊した

▼国と県、同市は高田松原地区に高田松原津波復興祈念公園の整備を計画している。震災による犠牲者の追悼・鎮魂、復興への強い意志を国内外に示す施設で、国営追悼・祈念施設、震災津波伝承施設、道の駅などを一体的に整備する予定だ

▼新たな道の駅は旧駅の遺構を保存しながら震災の伝承や地域復興の核として再生し、三陸沿岸地域の玄関口となって震災の実情や教訓を発信する。1000を超える道の駅の中でも特別な意味を持つ場になることだろう。