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コラム 記者ワープロ

日日草

(11/1)

 ネコやウサギなどの動物カフェが人気だ。自宅で飼えない事情のある人たちが触れ合いを求め、憩いの場になっている。盛岡市や仙台市ではフクロウカフェもお目見えした

▼滅多に触ることがないフクロウたちのかわいらしさを知る絶好のチャンス。実際どの種類も不思議な魅力を放つ。そこで出合った1羽が気に入り、対話アプリ「LINE(ライン)」のプロフィール画像写真に用いている

▼フクロウはそのしぐさから「森の哲学者」とも形容される。都市部では身近な鳥とはいえないが、子供の頃に通学路脇の小高い林の枝に連日、止まったままじっと動かない姿が懐かしく思い出される

▼自治体の多くは花鳥木を制定しており、花巻市の鳥はフクロウである。そのためか市内にはフクロウの石像や絵画をよく見掛ける。花巻出身の作家・宮沢賢治もフクロウを愛した一人だった。花巻温泉では今年の創業88周年を機に公式キャラクターとしてフクロウの「フクロー」を考案し、子供たちの人気者になっている。着ぐるみも作製し、PRイベントなどで活躍している

▼今やフクロウグッズも多彩だ。置物や座布団、タオル、ランプなどに描かれている。フクロウは「苦労せず福が来る」という縁起の良さもあって、グッズ売り場の人気キャラクターとして欠かせない

▼最近は本物のフクロウを家で飼う人も増えている。ネズミなどの生肉が餌のため飼育は大変だと思うが、あの不思議な魅力に引き込まれるのだろう。小鳥と違って猛禽(もうきん)類である。もちろん飛ぶ鳥なので、見た目以上に体重は軽いが、育てる責任は重い。