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コラム 記者ワープロ

日日草

(11/16)

 先月は街中で仮装した親子連れや若者を大勢見掛け、ハロウィーン人気の高まりを感じた。今やバレンタイン商戦に匹敵する経済効果があるのだとか。ハロウィーンがクリスマスのように定着しつつあるのかもしれない

▼その楽しみ方の一つに変身への願望が挙げられる。帽子とマント姿の魔法使いや華やかなお姫さま、どこか愛嬌(あいきょう)のあるお化けのいでたちで子供たちが商店街を練り歩き、店に立ち寄り元気に歌を歌ってお菓子などをもらい、街のにぎわいを醸し出した

▼一転、今月は大人のワイン好きにとって楽しみなのがボージョレ・ヌーボーの解禁だろう。フランスのボージョレ地区で収穫したブドウで造られる新酒は毎年11月の第3木曜日が解禁日で、今年は17日。時差の関係で本場のフランスより早く味わえる

▼ワイン文化が日本に浸透して久しい。100年に1度の出来といわれた2003年は店頭からボージョレ・ヌーボーがなくなり、翌年の輸入量は100万ケースを超えた。昨年はワイン全体の国内消費量が3年連続で過去最高を更新したという

▼今年のボージョレ・ヌーボーの輸入量は微減の見通し。メルシャンによると、出来栄えはブドウの収穫が遅かったことでフレッシュな果実のアロマが感じられる繊細でしっかりとした味わいが期待できるという

▼ボージョレ・ヌーボー全体の輸入量のうち5割強を日本が占める。初ガツオや新そばなどの「初物好き」の国民性が数字に表れている。もちろんワインは熟成した年代物や料理との相性にも大きな魅力があり、人生の中でそんな逸品にも出合いたい。