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コラム 記者ワープロ

日日草

(12/2)

 師走に入り、忘年会も盛んになってきた。やはり気を付けたいのは飲み過ぎ、食べ過ぎ。ビールや日本酒、つまみがおいしくて、つい追加注文して深酔いし胃薬の世話になりがちだ

▼酒のさかなは数知れず。ビールには枝豆、ワインにはチーズ、日本酒には刺し身など定番と言える相性の良いつまみが豊富だ。ウイスキーやカクテルならグラスの中身だけで十分満足がいく

▼地酒の場合、「この県の酒はどんな具合だろう」「あの町で造られた酒の出来はどうかな」などと都道府県や市町村を思い浮かべながら、ひと口目を入れる時が楽しみ。わくわく気分になる。世界中の個性が味わえる洋酒と比べ、地酒はもっとローカルで身近な存在と言える

▼日本酒通と先日飲む機会があり、最新の地酒事情を教えてもらった。蔵元の代替わりが進み、元気の良い若い経営者や造り手たちが次々と現れ、その土地一帯の酒造レベルをぐんと押し上げているという。幾つかの銘柄を飲んでみたが、絶妙な味わいに驚いた

▼日本酒の質が上がってきたのはこの20年ぐらいで、それ以前に悪酔いに苦しんだ同輩は今も口にしようとしない。一方、最近は日本酒を好む若い人が増えているという。何と言っても、本県は酒造集団の南部杜氏が全国で活躍している。意欲的な蔵元が増えている状況は歓迎すべきだろう

▼新社会人には、上司や先輩との酒は「仕事である」と考える人が増えているのだとか。付き合い酒は昔からあるが、酌み交わせば無礼講の仕事抜き。ただ、年配者側が羽目を外して失態を演じることのないようには心掛けておきたい。