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2017年1月
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コラム 記者ワープロ

日日草

(12/4)

 師走を迎え、この1年に体験したさまざまな出来事が思い起こされる。つらく悲しいことが多かった気がするが、一方で「終わりよければすべてよし」のことわざが頭をよぎる

▼物事において、歩みの途中に問題が生じたとしても、結末が成功裏に終われば全てが喜びに変わる。自身の生活に当てはめてこの1年を振り返った時、机の上の整理整頓や自宅の清掃など掃除に苦戦した姿が思い浮かぶ

▼「終わりよければ」の〝一発逆転〟を狙うには、大掃除が重要な意味を持つ。ダスキンが2015年末に実施した大掃除に関する意識調査(成人約4000人)によると、およそ6割が「実施した」と回答し、その理由では「気持ちよく新年を迎えたいから」が大半を占めた

▼大みそかの直前に、男性は1日、女性は2日間の短期間で取り組む傾向が強かった。目立つ油汚れなどからレンジフードやキッチン周囲の清掃作業に集中しがちだが、汚れ落としで最も悪戦苦闘したのは「トイレ」と「浴室」だったという

▼大掃除に取り組んだ人たちからは「もっと早く始めればよかった」「普段から掃除しておけばよかった」「計画的、効率的にすべきだった」などの反省の弁も寄せられている。つまりは、日ごろからの手入れがいかに大切かということだろうか

▼もう一つ、気掛かりなのが「心の大掃除」だ。「一年の計は元旦にあり」ではないが、元日の誓いが実現できなかった背景には、目標のハードルが高過ぎたことにあると思えてならない。「できなかったこと」は「しなかったこと」であり、着実な一歩を踏み出す計画に改めたい。