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2017年3月
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コラム 記者ワープロ

日日草

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 年が明け、三が日の過ごし方はそれぞれだったろうが、今年は雪がなく、初詣に行かれた人も多かったのではなかろうか。当地方を含め全国的に多幸の1年であることを切に願う

▼新年を迎えて、伝統的な正月行事の多さに改めて驚かされる。神社・仏閣への初詣だけでなく初日の出への参拝、書き初め、消防出初め式、芸能の舞い初めといった初物尽くし。家ではおせちや餅が期間限定で食卓を飾り、おとそ気分もまだ抜けていない

▼お年玉はあげる側になって久しいが、もらっていた頃の記憶がより鮮明だ。それだけ喜びが大きかったからであろう。あげる側になって、毎年手渡していた親戚の子たちも既に自立し、今年はおいの子供ぐらい

▼核家族化でも、子供が成長すると全員そろうのは難しくなる。おせちや餅料理は大勢でいただくからおいしい。重箱に盛り付けられた中身はめでたい物ばかりだが、豆や魚介類に肉も加わるなど少しずつ変化し、華やかになっている

▼各家庭で用意するおせちではかまぼこが最も多く、9割近いという。伝統食だけにだて巻きや栗きんとん、数の子、黒豆なども定番だ。年配者であればあるほど、正月行事を重んじると思いがちだが、必ずしもそうだと決め付けられない。むしろ20代、30代の方が正月を伝統行事と捉えているようだ

▼紀文食品による昨年調査で、「正月は大切な伝統行事である」と強く考えているのは20代が65・5%と、50代の51・5%を大きく上回った。30代も60%を超えたが、40代と60代はともに53%台。思い込みとは逆の結果だが、この予想外はかえってうれしい。