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コラム 記者ワープロ

日日草

(1/10)

 年明け早々、県内でノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生が相次いだ。猛威を振るうノロウイルス流行期の冬場は、徹底した予防策が必要だ

▼感染性胃腸炎の集団発生は昨年12月下旬以降、連日のように県から発表された。越年しても一関市の保育所や北上市の老人保健施設でノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったことが明らかになった。「見えない敵」は至る所に潜んでいる

▼ノロウイルスは感染力が強く夏の暑い時期とは違った対策が求められるという。ウイルスは食材のみならず調理した人や調理器具、食器などを介しても広がる。ノロウイルスに感染しても発症しないことがある。ただ、腸内にウイルスが繁殖している場合があり、こうした人がトイレの後に手洗いを十分にせず調理したり、食器に触ったりすると他の人に感染させる恐れがある

▼今年度県内でノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の集団発生は6日現在で60件を超え、前年度の件数を既に上回っている。予防策としては手洗いの徹底が第一で、それに調理器具などの熱消毒。手洗いは指の付け根や手首などを流水で丁寧に洗うことだ

▼さらに厄介なのがインフルエンザウイルス。県内でもこの冬に学級閉鎖などの措置を取った学校がある。今は冬休み中で「嵐の前の静けさ」の様相だが、3学期が始まればインフルエンザの蔓延(まんえん)が懸念される。こちらも手洗いで予防の徹底が望まれる

▼人だけではない。高病原性鳥インフルエンザウイルスが県内の野鳥の死骸から確認された。手ごわいウイルスと戦うためには、体調管理が何より重要だ。