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コラム 記者ワープロ

日日草

(2/6)

 北上・西和賀地方の企業や農林業団体、行政などが連携して地域づくりを実践する「農楽工楽(のらくら)クラブ」の講演会があり、北上市でレタスなどを栽培するクレアクロップス代表取締役の馬場一輝さんが事業内容を語った

▼市内の食品加工工場へレタスを出荷する30代の馬場さんは、講演で「食品ロス」についても言及し「もったいないことが多過ぎる世の中」を嘆いた。丹精込めて育てた農産物をベストの状態で出荷しても、結局は食べ残しとなり廃棄されることも。生産者にとってはやるせない思いが募る

▼食べ残しや売れ残りなど本来食べられたはずの食べ物が捨てられる食品ロスは、政府広報サイトによると年間約632万トンという。食料が大量輸入される一方で大量廃棄。食品ロスの半数は家庭から出ているといい、家庭での削減対策も求められる

▼食品ロスを減らす取り組みに「30・10運動」がある。宴会の食べ残し対策で「乾杯後の30分間は料理を味わい、お開きの前の10分間は自分の席で料理を食べ切る」というもの。長野県松本市で始まった運動で、全国的に広まっているそうだ

▼宴会ではとかく、酒をつぎに回ったり話に夢中になったりして料理に箸をつけることを忘れてしまいがち。宴会が終了し、料理が「そのまま」の状態で片付けられてしまう。本当に「もったいない」ことだ

▼新年会時期のタイミングに合わせ、北上市の「広報きたかみ」に「30・10運動」の啓発記事が掲載された。年度末や新年度の4月は歓送迎会が目白押しとなるが、この運動で食品ロス削減に取り組みたい。もちろん、普段の宴会も同様に。