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コラム 記者ワープロ

日日草

(2/10)

 暦の上では立春が過ぎ、量販店の衣料品コーナーには春物が並んで春めいた雰囲気が漂う。一方で、冬物のクリアランスセールも盛ん。まだまだ出番の多い冬の衣類を安く手にできるチャンスでもある

▼多くはハンガーに掛かっていたり、ワゴンに積まれたりしていて見ているだけでも楽しい。ふと手が伸びて品定めするが、この種のセールは早い者勝ち。気に入った柄や色、サイズがなくて買わずに帰ることも多い

▼これと似たような話を一関市内で開かれた産直研修会で耳にした。多くの産直は開店前に搬入するため、人気商品は昼前に売り切れることも多いそうだ。消費者を逃さないためにも、人気商品ほど「品切れ」をつくらないことが大切という

▼産直といえば、JAや協同組合などが郊外に店舗を構えたり、道の駅の集客施設として整備したりすることが多かったが、近年はスーパーマーケットの産直コーナーが増えているという。背景には消費者の「鮮度重視」もあるが、生産者の顔が見える安心感も大きい

▼研修会では、売り上げを伸ばす手法も説明された。特に、品切れをつくらない方法の一つとして紹介されたのが、農家を巡って商品を集めることだ。これは、自ら搬入できない高齢の生産者、量が少しのため遠慮している生産者にとってありがたいだろう

▼品ぞろえとともに、人気商品の品切れを防ぐのは共通の悩み。ある参加者は「お客さんは昼前に集中し、昼すぎには品切れになることもある。集荷の方法など大いに参考になった」と前向き。魅力的な産直が増えることにつながってほしいものだ。