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コラム 記者ワープロ

日日草

(2/12)

 やや古い話で恐縮だが、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」などのヒット曲があるダウン・タウン・ブギウギ・バンドは、つなぎ姿がトレードマークだった。地味な作業着姿で演奏するバンドは世間の注目を集め、「あんたあの娘(こ)の何なのさ」という曲中のせりふも一世を風靡(ふうび)した

▼一般につなぎ姿と言えば自動車整備士や塗装業者、農業者といった職業を思い浮かべる。機能性や安全性の高さから重宝な服装なのだろうが、最近はデザインや色などファッション性を重視したつなぎもあるようだ

▼県は今年度、ファッションを学ぶ若者や若手農業者の協力を得て「農業青年ユニフォーム」を製作した。本県の基幹産業を担う若者向けの作業着として開発したもので、先日盛岡市で発表会を行い、県農村青年クラブ連絡協議会の会員らに完成品を披露した

▼出来上がったユニホームは、県と連携協定を締結する学校法人文化学園の文化ファッション大学院大学の院生が考えたデザインから若手農業者が1点を選考、久慈市の縫製会社が製作を担当した。農作業にも便利な細かい工夫を凝らしているほか、若者の目を引くよう見た目にもこだわった

▼「いわて地産地着プロジェクト」と銘打った取り組みは、地元産の衣類を地元で着用し、県北に集積する縫製事業者の認知度向上を図ることなどが狙い。今後、量産化に向けて修正・改良を施し、夏ごろにも販売を目指すという

▼スタイリッシュな地産地着の作業着。ユニホームが注目を集め、農業、縫製業のイメージアップや人材確保、産業振興につながれば何よりだ。