ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2017年4月
« 3月  
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30 
コラム 記者ワープロ

日日草

(4/3)

 人は体の変化に気付いたとき、自らの健康について意識する。日常生活の不摂生を反省し、健康の維持・増進に向けた新たな一歩を踏み出す

▼厚生労働省が2015年に公表した日本人の平均寿命は、男性が80・79歳、女性は87・05歳と過去最高を更新。医療技術の進歩や福祉充実などを背景に、世界に誇れる超高齢社会を築き上げてきたが、一方では健康長寿の在り方が問われている

▼政府は13年に「日本再興戦略」を閣議決定した。テーマの一つに「国民の健康長寿の延伸」が掲げられ、30年を目標に誰もが健やかに生活し、老いることができる社会の実現が示されている。単に長生きするだけでなく、心身ともに健全な健康寿命を全うする人生を理想とする

▼実現に向けた個々の自助努力事項に、運動習慣の普及と定着が求められている。1回30分以上の運動を週2回以上行い、これを1年以上継続することを「習慣」の定義とし、厚労省の15年度国民健康・栄養調査に基づいた実践者(成人)まとめでは、男性が4割、女性は3割に満たない状況という

▼厚労省は、より効果的な取り組みとして有酸素運動を推奨する。ウオーキングやエアロビクス、サイクリングなどで、誰もが無理なく持続的に楽しめるのが特徴。体内の脂肪燃焼を促進し、生活習慣病の予防やストレス解消、筋肉や脳の老化防止にも効果があるとされる

▼一方で、短時間に強い力を発揮して筋肉を鍛える運動が無酸素運動で、体への負担も大きい。無理なく、毎日続けられる自分に合った運動を見つけることから、運動習慣実践者の一歩を踏み出したい。