ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2017年6月
« 5月  
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
コラム 記者ワープロ

日日草

(4/8)

 県内32カ所目の道の駅「平泉」が、平泉町内の国道4号沿いに27日、オープンする。約1万6000平方メートルの敷地は、世界遺産平泉の拡張登録を目指す柳之御所遺跡と一体的に整備された。入り母屋造りの建物には、情報コーナーや観光案内所、農産物直売所、レストランなどが設けられ、北東北周遊観光、地域振興の拠点として期待が高まる

▼「道の駅」は1993年に創設された制度。昨秋、平泉を含めた14駅が登録され、全国の道の駅は1107駅となる。利用者の休憩機能、情報発信機能、地域連携機能を併せ持ち、それぞれが特色あるサービスを提供している

▼特に優れた機能を継続的に発揮している全国モデル6施設の一つに、広域防災拠点としての高度な機能を果たしている「遠野風の丘」が選ばれている。東日本大震災で後方支援拠点となったほか、鮮魚店を開設するなどして復興支援を行っている

▼一方、近年注目を集めているのが「まちの駅」だ。申請、登録といった手続きが不要で、既存施設を活用するケースが多く多額の投資を必要としない。県内には一関市千厩町、奥州市水沢区、花巻市石鳥谷町などに設置されている

▼「みちの駅」から派生して健康の駅、川の駅、海の駅など地域の特性を生かした駅が次々と誕生している。「駅」には「往来が絶え間ないさま」の意味もあり着想は当を得ている

▼道の駅やまちの駅などが地方創生の足掛かりとなる可能性もあるが、利用者をうならせるアイデアを生み出せるかが成否のカギを握る。間もなく花見シーズン、そして黄金週間。各駅の奮闘に期待したい。