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コラム 記者ワープロ

日日草

(4/19)

 今、空撮の世界で大活躍しているドローン。テレビでもドローンで撮影したと思われる鮮やかで、流れるような画像が番組に、コマーシャルにと映し出され、空撮をより身近なものにした

▼ドローンは小型無人飛行機の略称で、大きさも種類も多彩。初心者向けには羽根が四つあるタイプが一般的。手のひらに乗る小さなものから、羽根が六つとか八つもある強力で、本格的なものまである

▼かつて、空撮といえばセスナやヘリが代表的だった。その後、パラグライダーが加わると、低空で映し出される紅葉や湿地の姿に驚き、画面に見入ったものだ。ただ、撮影するのは乗り込んだ人間だったため制約も多かった

▼無人で空を飛ぶドローンの登場は空撮だけでなく、あらゆる分野での活用に大きな可能性を示した。人が近づけず探索できない場所も、上空から近づけるため災害現場での活躍が期待される。一方で、農薬散布など農業への活用も注目されている

▼先ごろ、一関市千厩町で開かれたドローンの操縦体験会に顔を出した。リモコンを手に離陸や着陸、さらには右へ左へと飛行させる大人たちは、小さい時にラジコンに憧れた世代。みんな少年の顔に戻っていた

▼ドローンを見ていて、かつて取材した専門学校生の訓練を思い出した。山岳遭難などを想定し、ドローンで自動体外式除細動器(AED)を現場まで運べるのかを検証するものだったが、飛行時間、つり下げる重量の制約などに課題も残った。あれから2年足らず。ドローンの性能は飛躍的に向上し、その可能性が大きく広がったことを実感した一日であった。