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コラム 記者ワープロ

日日草

(5/19)

 どんなに貧乏でも、何も持っていなくても、1匹の犬がそばにいるだけで心は豊かになれる―。愛犬家によるペットにまつわる名言の一つだ

▼ペットブームといわれて久しいが、内閣府が2010年に実施した「動物愛護に関する世論調査」(全国の成人3000人)では、36・6%が「ペットを飼っている」と回答。前回(03年調査)を2・3ポイント下回り、わずかながら減少傾向にある

▼ペットの種類では、依然として「犬」(6割)と「猫」(3割)の人気が高く、この2種だけで飼育ペット数全体の約9割を占める。近年の傾向として、猫は横ばい、犬は減少傾向にあるほか、「鳥類」の激減が大きな特徴だ

▼ペットを飼うきっかけでは「生活に癒やし・安らぎが欲しかった」が最も多く、以下「以前飼っていたペットが亡くなったから」「家族や夫婦のコミュニケーションのため」の順だった。また飼えない理由では、生活事情や住環境などによって「十分に世話ができない」や「死ぬと別れがつらい」が圧倒的に多かった

▼ペットを家族の一員に位置付けている姿がうかがわれるが、一方で飼育上の問題として万一のけがや病気に要する高額な治療費を指摘する声も多かった。公的保険が適用外のためだが、ペットの治療技術も進歩し、これに比例し医療費もますます高額化の傾向にあるという

▼最新の平均寿命調査では、犬が14・36歳、猫は15・04歳。限られた命であり何かと動物病院を訪ねる機会も増える。安らぎに満ちた生活実現のためにも、充実しつつある民間保険の活用を検討する必要もあるのではないだろうか。