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コラム 記者ワープロ

日日草

(6/13)

 1人暮らしをしていた親が介護施設に入所し、実家は空き家状態となった。ときどき実家に戻り、空気の入れ替えをしている。普段は施錠しているだけのため、ちょっと調べれば誰も住んでいないのは明らかだ

▼最近、家の中を物色された痕跡があり、空き巣に入られたらしいと親族から連絡を受けた。小窓の鍵が一つ掛かっていなかったという。家を留守にする際の不安は、こうした「防犯面」であろう

▼不動産大手のレオパレス21が1人暮らしをしている入社5年以内の社会人を対象に意識調査を先月実施したところ、外出先で「自宅のことが不安になった」との回答が4割あった。不安になった理由は「家の施錠」「窓の施錠」「コンロの火の元の管理」の順に多かった

▼心配で家に戻ったという人は半数いた。特に火の元の確認不足や浴室・洗面所の水栓の閉め忘れなどは近所に迷惑を掛ける可能性があるため、遠くからでも引き返している。1人暮らしは気ままに生活できる半面、こうした面倒は自分で解決しなければならない

▼不便はまだある。1人暮らしを始めてから宅配便を受け取った人のうち、留守で宅配便をすぐに受け取れず、ストレスを感じた人は全体の半数を超えた。そのため宅配ボックスへの関心が高く、4人に3人は自宅近くにあれば「利用したい」という。何より自分の都合の良いタイミングで受け取れる便利さを大半の人が挙げている

▼それに次ぐ理由が「宅配員の負担を減らしたい」(46%)だった。防犯面や昨今の社会問題に関心を持ちつつ、第三者を気遣う若手社員像を垣間見た気がする。