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コラム 記者ワープロ

日日草

(6/15)

 「組織で進める安全管理 みんなで取り組む安全活動 未来へつなげよう安全文化」。厚生労働省と中央労働災害防止協会が主唱する2017年度全国安全週間のスローガンだ。6月は同週間の準備期間に当たり、職場環境の安全対策がより一層求められる

▼全国安全週間の歴史は古く、1928(昭和3)年に初めて実施された。第1回のスローガンは「一致協力して怪我や病気を追拂ひませう」。戦後一時期にスローガンは掲げられなかったが、安全週間は一度も中断することなく続く。今年度で90回を迎えた

▼安全週間を前に、岩手労働基準協会花巻支部が管内の安全管理者らを集めた研修会を北上市で開いた。花巻労働基準監督署が管内の労災発生状況や安全対策、中災防関係者は熱中症予防策について語った

▼熱中症は夏場の屋外作業中に発症しやすいと思われがち。確かに熱中症による労災死傷者は7~8月に集中するが、夏に限らず屋内でも起こり得る。高温多湿の作業現場では、十分な休憩や通気性の良い衣服着用、小まめな水分補給といった予防対策の徹底が必要だ

▼職場での熱中症死亡ゼロを目指し「クールワークキャンペーン」が9月まで展開中。7月は重点取り組み期間となっている。研修会で花巻労基署は「2年連続熱中症の死亡災害発生を絶対に食い止めるため、他人事ではないという意識で取り組んでほしい」と訴えた

▼労災発生率が低い事業所は、企業のトップが安全管理対策を積極的に行っているとも指摘。経営トップの安全意識が問われているとも言えよう。全国安全週間は来月1日から7日まで。