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コラム 記者ワープロ

国際コンで国内最高賞 大迫・エーデルワイン 初めて受賞

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リージョナルトロフィー賞を獲得した「ハヤチネゼーレ ツヴァイゲルトレーベ樽熟成2013赤」を手にするエーデルワインの藤舘社長

リージョナルトロフィー賞を獲得した「ハヤチネゼーレ ツヴァイゲルトレーベ樽熟成2013赤」を手にするエーデルワインの藤舘社長

 【花巻】アジア最大規模のワイン審査会「第19回ジャパン・ワイン・チャレンジ(JWC)2016」で、花巻市大迫町にあるエーデルワイン(藤舘昌弘代表取締役社長)の「ハヤチネゼーレ ツヴァイゲルトレーベ樽熟成2013赤」が、リージョナル(国別)トロフィー賞を獲得した。赤ワイン部門で日本国内最高賞の評価を受けた同社は「地元のブドウ農家と醸造技術陣のひたむきな努力の結集だ」と喜んでいる。授賞式は11月14日に東京都で行われる。

 世界30カ国から1600点以上の出品があった今回のJWCは、8月2~4日に東京都で審査が行われた。その結果、インターナショナル・トロフィー賞11点、リージョナルトロフィー賞29点、プラチナ・ゴールド賞12点、金賞113点、銀賞420点、銅賞690点が決まった。

 エーデルワインは13品が入賞。トロフィー賞の受賞は初めてで、2014年の白ワイン「シルバー シャルドネ2011」の金賞を超えて過去最高成績となった。リージョナルトロフィー賞29点のうち、国内からの受賞品は4点のみだった。

 同町がブドウ、ワインの名産地となるまでの半世紀以上に及ぶ歴史を知る藤舘社長は「大迫のブドウ栽培者は、ブドウや土地の性質をよく知り、ベストを尽くしてチャレンジしてきた。わが社の技術陣も、ブドウの個性を生かそうと人知れず工夫を重ねてきた。受賞はそれが相まっての結果だ」と振り返る。「今は先達が頑張ってきた分を収穫している状態。われわれが種をまいて次世代につなぐことが大事になる」と後継者育成も誓う。

 トロフィー賞に輝いた「ハヤチネゼーレ ツヴァイゲルトレーベ樽熟成2013赤」は、ブラックベリーを思わせる果実味と甘い樽香(たるこう)が感じられ、渋みのあるしっかりとした味わいが特徴。原料のブドウは、過去にも国際ワインコンクールで2度の金賞受賞歴を持つ佐々木藤吉さん(80)=同町外川目=が13年に栽培、収穫した。

 1本720ミリリットル、税込み3888円。3123本の限定製造。多くの人に味わってもらうため、18日の第47回大迫ワインまつりでは、エーデルワイン直売所「ワインシャトー大迫」で1人につき1本だけ販売する。問い合わせは同社=0120(08)3037=へ。