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コラム 記者ワープロ

命日しのび朗読、合唱 賢治祭 詩碑前で県内外300人

(9/22)
「ポラーノ広場の歌」を賢治に捧げる南城小の4年生

「ポラーノ広場の歌」を賢治に捧げる南城小の4年生

 【花巻】花巻市出身の詩人で童話作家の宮沢賢治(1896~1933年)の命日に合わせた「賢治祭」(宮沢賢治記念会主催)は21日、同市桜町の雨ニモマケズ詩碑前で開かれた。県内外から賢治ファン約300人が集まり、朗読や合唱、演劇などを通して賢治をしのんだ。椿弦楽四重奏団の生演奏が流れる中、参加者が詩碑前で献花し、全員で黙祷(もくとう)を捧げた後、精神歌を合唱した。

 同市のタクシー運転手・古川欣也さんが「雨ニモマケズ」を朗読して開会し、この後、南城小学校の4年生70人が「ポラーノ広場の歌」を合唱。賢治が教壇に立った花巻農業高校の生徒たちが「第三応援歌」「黎明行進歌」を披露したほか、幸田神楽が「八幡舞」を演舞、花巻南高演劇部は「双子の星」を演じた。

 市民による童話、詩の朗読、学識経験者らによるスピーチも行われた。閉会後は、かがり火を囲んで座談会が開かれ、「私にとっての賢治さん」をテーマに参加者が意見を交わした。

 賢治生誕120年の節目ということもあって県外から訪れたファン、研究者も多く、千葉県浦安市の外山正さん(62)は「小学生の時に賢治の詩を読んでからファンになった。作品だけでなく、人間的にも知れば知るほど奥深さがあり、興味が尽きない」と賢治の魅力を語っていた。