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コラム 記者ワープロ

道路予算の大幅拡大を 県整備促進期成同盟会

(10/29)
来年度道路関係予算の大幅拡大を求める決議を採択した「いわての地域づくり・道づくりを考える大会」

来年度道路関係予算の大幅拡大を求める決議を採択した「いわての地域づくり・道づくりを考える大会」

花巻で大会、国に要望へ

 県道路整備促進期成同盟会(会長・上田東一花巻市長)が主催する「いわての地域づくり・道づくりを考える大会」は28日、花巻市湯本の花巻温泉ホテル紅葉館で開かれた。基調講演や意見発表を通じて東日本大震災など自然災害からの復旧・復興を含めた道路整備の重要性や緊急性について課題を共有。2017年度の道路関係予算の大幅拡大を国に求める決議を採択した。

 同盟会は、国・県道、市町村道の整備を強力に推進するため、県内の全市町村で組織。必要な財源確保や予算拡大といった国への働き掛けなどを行っている。大会は、課題の解決に向けた活動へ意識統一を図ろうと約750人が出席して開催された。

 あいさつで上田市長は「バランスの取れた道路ネットワークを構築することが本県の持続的発展と県民のために重要。地域住民の暮らしを守り、地域を創生するために必要となる道路予算の確保について、今大会を機により強く要望していく」と述べた。

 来年度の道路関係予算の大幅拡大を国に求める決議は、震災や台風10号からの復旧・復興が完遂するまでの予算確保をはじめ、道路の老朽化対策における財政措置の充実および人材育成など7項目で要点を整理。満場一致で採択した。31日から11月1日にかけ、上田市長らが国や関係先に決議書を提出する。

 基調講演では、筑波大の石田東生教授が「道路政策と地方創生」を軸に地域総合戦略と社会資本政策のイノベーションについて解説。「人が、地域が元気に強くならないと、強靭(きょうじん)化も観光地域づくりもあり得ない。インフラ政策、技術のイノベーションが重要だ」とし、地域、暮らし、産業に密着した取り組みが求められるとの認識を示した。

 意見発表では、県トラック協会の庄子清信副会長、野田バイオパワーJPの飯塚次男専務取締役、花巻温泉の及川悟総合予約部長が登壇。このうち庄子副会長は「道路の重要性について」と題し、貨物輸送の観点から県民の安全・安心や生活を支える道路の重要性を訴えた。