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コラム 記者ワープロ

「ぐるっと花巻再発見!」 市内4施設で始まる

(12/4)
「ぐるっと花巻再発見!」の一環で市博物館で開かれている「南部杜氏~酒造りのわざとこころ~」

「ぐるっと花巻再発見!」の一環で市博物館で開かれている「南部杜氏~酒造りのわざとこころ~」

 花巻市内の文化施設による2016年度共同企画展「ぐるっと花巻再発見!」(市、市教委主催)が3日、各施設で始まった。「イーハトーブの先人たち」がテーマで、同市高松の市博物館では南部杜氏の歴史や酒造りについて紹介している。

 花巻ゆかりの偉人の功績を紹介することで、郷土の歴史に関心を持ってもらうのが狙いで、10年度から毎年開催。12施設のうち、今回は市博物館をはじめ花巻新渡戸記念館(同市高松)、市総合文化財センター(同市大迫町)、萬鉄五郎記念美術館(同市東和町)で開かれている。

 市博物館では「南部杜氏~酒造りのわざとこころ~」と題し、▽南部杜氏の歩み▽日本の酒造り▽酒造りと信仰と文化-の3部構成で、石鳥谷歴史民俗資料館所蔵の国の重要有形民俗文化財57点を含む120点の資料を展示。日本三大杜氏の一つに数えられる南部杜氏の歴史、酒造りの工程、酒にまつわる習俗などを紹介している。

 館内では、近代南部杜氏の祖・稲村徳助の功績をはじめ、酒造りの道具と共に「日本山海名産図会(ずえ)」のパネルや「秘伝名酒造法」を記した古文書で、手作りで行われてきた酒造りの工程が紹介されている。

 青森県から訪れた村上亮さん(59)は「初めて見た酒造りの道具が新鮮に感じられる。当時の様子が思い浮かぶようだ」と熱心に見学していた。

 同館の小原克仁学芸係長は「日本の食文化の中で酒造りの位置付けを感じてもらえれば」と話している。

 「ぐるっと花巻再発見!」は17年1月29日まで。会期中、企画展開催の4館全てと、協賛館のうちの1館以上でスタンプを集めた人に記念品が贈られるスタンプラリーを実施。このほか、企画展開催4館を巡るバスツアーが今月10日と来月12日に予定されている。