ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2017年1月
« 12月  
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031 
コラム 記者ワープロ

健康志向商品 開発に力

(12/9)

銀河フーズ12品が「かるしお」認定

「かるしお」認定を受けた銀河フーズの30%減塩&糖質ゼロシリーズの12品目

「かるしお」認定を受けた銀河フーズの30%減塩&糖質ゼロシリーズの12品目

県脳卒中予防運動とも連動

 花巻市の食肉加工メーカー・銀河フーズ(金澤俊司社長)は、塩分と糖質を抑えた健康志向の商品開発に力を入れている。消費者ニーズの高まりを受けたもので、ハム、ソーセージなど12商品は国立循環器病研究センターが減塩のお墨付きを与える「かるしお」に認定されている。同社は、県の減塩運動などと連動して商品のPRを図っており、今後も販売シェアを拡大していく方針だ。

 「かるしお」は、脳卒中や心筋梗塞など循環器系の疾病を減塩から抑止していこうと同センターが一定の基準を設けて認定している制度。2016年11月現在で18社の53商品が認定されており、対象商品のパッケージには認証マークが使用できる。

 銀河フーズでは、食と健康を基に開発した減塩&糖質ゼロシリーズの5品が15年に業界初の認定を受け、今年に入って以降も7品が追加されて、認定企業の中でトップの実績を示している。

 同社の認定商品は、通常の市販商品より30%以上塩分をカット。さらに糖質をゼロにして付加価値を高めた。味付けの工程で独自の塩分処理を施し、通常の商品と変わらぬ風味を実現した。

 生産量は同社の店頭販売商品の10%ほど。まだシェアは小さいが、消費者の反応も「十分に味があり、逆に肉のうま味がわかる」と上々で、同社では「これから伸びる分野」と将来性を見込んでいる。

 本県は、脳卒中の死亡率が男女とも全国ワースト。このため、県を挙げて減塩の普及啓発活動を進めており、同社もこれら運動とタイアップしながら減塩推進に取り組んでいる。

 同社の武田裕二マーケティング室長は「減塩商品に対する消費者ニーズは高く、成長分野としての手応えを感じている。今後も業務用などで商品開発を進め、健康維持増進という社会貢献を通じて企業イメージの浸透を図っていきたい」と話している。