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コラム 記者ワープロ

県産品 ぎゅっと濃縮 ドレッシング3種販売 花巻農協

(12/18)
雑穀をベースにワカメ、シイタケ、タマネギをブレンドした花巻農協のオリジナルドレッシング

雑穀をベースにワカメ、シイタケ、タマネギをブレンドした花巻農協のオリジナルドレッシング

独自ラインで初の商品化

 花巻農協(高橋専太郎組合長)は、特産の雑穀をベースに大槌産のワカメ、シイタケ、タマネギをブレンドした3種類のオリジナルドレッシングを開発し、同農協直売店で販売している。サラダ以外にも幅広い料理に使えるとあって消費者の反応も上々。今後は業務、贈答用などとしても販路拡大を図る。

 地元食材の消費拡大と生産者の所得向上、6次産業化の活性化につなげようと、沿岸の営農振興(復興支援)をコンセプトに商品開発。日本有数の383ヘクタールの作付け面積を誇る雑穀に三陸特産のワカメ、高品質のシイタケ、生産拡大を図るタマネギを組み合わせて独自に製品化した。

 ワカメは辛みのある醤油ベースの中華風。シイタケはみそと日本酒を配合した和風仕立て。タマネギは豆乳、チーズを加え、クリーミーな洋風味に仕上げた。サラダ以外にもパスタやパン、鍋料理などに幅広く使えるという。

 大槌町の母ちゃんハウスだぁすこ沿岸店で製造。無添加の手作り商品というのもセールスポイントだ。これまで産地間連携による商品開発の例はあるが、独自ラインでの商品化は初。パッケージに「海」「山」「里」からの贈物のサブタイトルを付け、11月上旬から各直売店で販売している。

 同農協は3種のドレッシングを2017年3月に東京で開催されるJAグループ国際農畜産物商談会の6次化コンテストにエントリー。ブランド化を図ることで、レストランなど外食部門での活用も視野に売り込んでいきたい考えだ。

 ドレッシングは各種1本500円(税込み)。営農推進部の葛巻繁幸産直課長は「お客さまの嗜好(しこう)に合ったものが作れたと手応えを感じている。商品を通じて大槌をはじめ沿岸の被災地が頑張っているところもアピールできれば」と、えびす顔を見せている。