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コラム 記者ワープロ

わくわくする作品 全国高校生童話大賞

(12/26)

金の星・佐藤さん(水沢3年)ら表彰

全国高校生童話大賞で入賞した(左から)小山さん、佐藤礼菜さん、佐藤綾香さん、内田さん

全国高校生童話大賞で入賞した(左から)小山さん、佐藤礼菜さん、佐藤綾香さん、内田さん

 【花巻】花巻市出身の宮沢賢治にちなんだ第16回全国高校生童話大賞の表彰式は25日、同市大通りのなはんプラザで行われた。「弱虫鬼ごっこ」で金の星賞(大賞)に輝いた佐藤綾香さん(水沢3年)らに表彰状を贈り、みずみずしい感性と想像力にあふれた創作活動をたたえた。

 入賞者や来賓、市民ら約80人が出席し、実行委員長の岡田秀二富士大学長は「今年は応募数が多かった上に質も良く、事業の持つ意義、期待を感じ取るとともに、一層発展させたいと強く感じた」とあいさつした。

 選考委員による講評では、日本こどもの本研究会員で宮沢賢治記念館の牛崎敏哉副館長が「応募数、応募校とも増加し、賢治生誕120年にふさわしい童話大賞になった」とした上で、「弱虫鬼ごっこ」については「キャラクターの登場で引き込まれ、その後も展開がどうなるかわくわくする作品」と評価した。

 表彰では最高賞の佐藤さんをはじめ、銀の星賞(優秀賞)の佐藤礼菜さん(水沢3年)、内田夏鈴さん(東京・立教女学院3年)、小山夏子さん(神奈川・カリタス女子1年)をたたえた。

 佐藤綾香さんは「先生から児童文学を薦められ、卒業前に何かを残せればと思って挑戦した。『弱虫鬼ごっこ』は、優しさと勇気をテーマに、弱虫の主人公といじめっ子が奇妙な出来事を通じて仲良くなる物語。自分をいじめる人を助けられるか、未知の物に立ち向かう勇気を持っているかを考えながら読んでいただきたい」、前回の大賞に続く入賞となった佐藤礼菜さんは「去年とは違う雰囲気の物を作りたいと、主人公の感情にスポットライトを当ててファンタジーと現実を混ぜて書いた。励まし合ってきた文芸部員の仲間、顧問の先生に感謝する」とそれぞれ喜びを語った。

 花巻農高鹿踊(ししおどり)部がオープニングを飾り、表彰に続いて花巻北高放送部が「弱虫鬼ごっこ」を朗読した。

 2001年に始まった同大賞は富士大、市、市教委で組織する実行委が主催。今回は全国194校から前年を上回る1076編の作品が寄せられ、銅賞(佳作)を含む11点が入賞した。