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コラム 記者ワープロ

帯締めしゃんと 大迫小児童 ひな祭り文化、作法学習

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往時の行事に思いをはせ、ひな飾りを鑑賞する大迫小の児童ら

往時の行事に思いをはせ、ひな飾りを鑑賞する大迫小の児童ら

 ひな祭り行事の再現や伝統継承を狙いとした「語り継ぐ会」(花巻市社会福祉協議会大迫支部主催)は12日、同市大迫の大迫交流活性化センターで開かれた。児童がお菓子作りや着付け、礼儀作法などを体験し、地域に伝わる「ひな祭り文化」に触れた。

 地域協働セーフティネット事業の一環で、この日のテーマは「おもてなし」。会場には地域住民が寄贈し、花巻商工会議所大迫支所が保管するひな人形や明治時代の花巻人形などが展示された。

 外川目地区教育振興実践協議会が協力し、大迫小学校の1~6年生11人らが参加。食の伝承に取り組む「里やまの会」の指導で、ひな壇に供えるきりせんしょを作ったほか、太巻きや煮しめを味わい世代間交流を深めた。女子は着物姿になってひな巡りの礼儀作法を学び、「おひなさん、見せてくなんせ」と声をそろえてあいさつした。

 ひな飾り鑑賞では大迫・宿場の雛(ひな)まつり実行委員会の浅沼雅代さん(79)=同町大迫=が、ひな壇を構成する人形や、おひな様の顔が下向きのため座って見るのに適していることなどを解説。

 子供の頃について「学校が終わったら女子は着物を着せてもらい、5、6人で家々を回った。ひなまんじゅうやきりせんしょなど、ごちそうをいっぱいもらった。昭和40年ごろまでそういう風習があった」「おひな様を飾るのは家中総動員。男が壇飾りを作り、ひな人形をきり箱から一つずつ大事に出して飾った。おひな様が喜んでいるようだった」と振り返った。

 佐々木優芽さん(6年)は「きりせんしょを型に入れるのが難しかった。おひな様は家でも飾るけど、いろいろ教えてもらったので他も見比べてみたい」と興味深げ。市社協大迫支部の佐藤格支部長は「生活スタイルが変わってきている中、あいさつや礼儀など、日本文化を見直す機会になれば」と話していた。

 宿場の雛まつり期間中の2月27日は、「語り継ぐ会~ひなめぐり」として同校4年生が商店のひな飾りなどを見て歩く。