ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2017年2月
« 1月  
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728 
コラム 記者ワープロ

ロマンのまち 400歳 宿場町大迫 節目盛大に

(1/27)

宿場町大迫400年のPRポスター

ねぷた共演や大名行列

 【花巻】花巻市大迫町は2017年、現在の街並みが形成されて400年を迎える。町内の商工、観光団体などでつくる記念事業実行委員会(委員長・山影義一花巻商工会議所大迫支部会長)は「宿場町大迫400年」と銘打ち、ワインフェスティバルや大名行列など多彩なイベントを計画。伝統行事と合わせ、節目の1年を盛り上げる。

 日本ワインのイベント「日本ワインフェスティバル花巻大迫(仮称)」は6月3、4の両日、同町中心市街地で開催する。全国各地の30ワイナリーがブースを出展し、来場者にチケット制でグラスワインを楽しんでもらう。

 7月下旬に計画している大名行列は、現在の大迫の街並みが形成された際のイメージを再現。地域住民らが馬に乗り、同町下町から大迫交流活性化センターまで約900メートル区間を練り歩く。同センターでは行列後、記念式典を行うほか、京都・清水寺の森清範貫主が大迫と京都の歴史について記念講演する予定。

 8月14日の大迫あんどんまつりは、青森県平川市の「平川ねぷたまつり」との共演を企画。一連の行事を収録した特別番組の制作も検討する。

 このほか、2月24日から開催される「おおはさま宿場の雛(ひな)まつり」をはじめ、大迫神楽の日、おおはさまワインまつりなど既存行事に「宿場町おおはさま400年記念」の冠称を付け、機運を高める。

 宿場町大迫が形成されるきっかけとなったのは1617年。狩りに訪れた南部利直公が大迫の九日町周辺を通る遠野街道が大きく曲がっていることを懸念し、上町、中町、下町の3町を結ぶ直線的な新遠野街道を整備して九日町を移し、新しい宿場とすることを住民に命じたとされる。

 実行委員会は町内の商工、観光、農業、各コミュニティー、自治公民館、芸術文化協会、行政関係団体・組織などの21人で構成。400年記念のポスターやチラシ、のぼりなどを町内外に配布する。

 上田東一市長は26日の定例会見で記念事業について言及し、「大迫の歴史を振り返り、地域の子供たちに古里について知ってもらいたい。本県がワインの産地ということも全国に発信できれば」と期待感を示した。