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コラム 記者ワープロ

富士大 佐々木安廣教授 柔道「外から見る」

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全日本学生柔道連盟の海外研修で団長を務める富士大の佐々木教授

全日本連盟
学生率いハワイ研修へ

 【花巻】花巻市下根子の富士大柔道部長兼監督で、全日本学生柔道連盟理事の佐々木安廣教授(67)=7段=は、同連盟が今月中旬に実施する海外研修の研修団長を務める。全国各地の強豪選手を率いてハワイを訪れるもので、「外から日本を見詰め直し、自分たちの柔道の在り方を改めて確認したい」と意欲を新たにする。

 海外研修は毎年行われており、今回は全日本学生体重別選手権などで優秀な成績を収めた学生13人や役員らが14日から22日にわたって派遣される。一行は東京都で結団式を行った後、空路でハワイ入り。学生はホームステイも体験しながら現地の柔道クラブや大学などを回り、技術指導や練習会を通じて国際親善を深める。

 佐々木教授は同大監督のほか、1972年から同市大通りの花巻道場の師範として小学生から一般までを教えており、指導歴45年のベテラン。2010年から東北学生柔道連盟理事長を務めるほか、現役選手としても日本マスターズ大会で2度の優勝など輝かしい実績を残している。

 10年ほど前に副団長として海外研修に参加したことはあるが、団長として選手を引率するのは初めて。現地では「柔道の発祥と礼法について」をテーマに講義も行う予定だ。

 「海外選手の方が柔道に対する憧れが強く、礼儀がしっかりしていることもある。学生は得意技などを教えながら、コミュニケーション能力の向上や人格形成につなげてほしい」と佐々木教授。

 自身も同大柔道部の海外遠征を通じ、多世代一貫型で取り組む柔道指導などに感銘を受けた経験があるといい、「日本と世界の柔道を比較することで、指導者に求められるものや競技の魅力などを再発見、再確認できる。多くのことを吸収してきたい」と話している。