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コラム 記者ワープロ

市、大幅な見直し検討 路線バスの運行形態

(2/28)

 花巻市内の路線バスに一部廃止も含め大幅な運行形態の見直しの動きがあることが分かった。対象となるのは、花巻地域が民間の栃内線と太田線の一部、東和地域が市営5路線、大迫地域は中心部で運行されている公共施設連絡バスを含む民間6路線。市は住民の利便性を確保するため、当日でも予約可能な予約応答型乗合交通の導入による対応を視野に、3月から説明会を開く考えだ。

 市などによると、1日当たりの利用者数が2人以下の停留所が多い大迫は、公共施設連絡バスと▽早池峰▽黒森▽堅沢▽旭の又▽長崎―の各路線が見直しの対象。東和も市営バスが地域内を広くカバーしているが、2015年度の年間利用者数は1便当たり1人を割り込んでおり、17年中の見直しが見込まれている。

 花巻の太田線は、JR花巻駅から県立清風支援学校までの通常便は維持されるが、15年4月にリニューアルオープンした高村光太郎記念館までの試験運行便は利用者が少ないため、16年度末で廃止の見込み。中心部と笹間地区を結ぶ栃内線も利用者が少なく、大幅な赤字のため見直しが想定されている。

 市は現在、地域公共交通網形成計画の策定作業を進めており、各地域の利便性確保に向けては、石鳥谷で先行している当日予約可能な予約応答型乗合交通を必要に応じて導入していく考えだ。計画の概要は市ホームページや3月以降に開く地域説明会で示すほか、パブリックコメント(意見公募)も実施する。

 市都市政策課では「今ある路線を維持していくのが最も良いが、人口や利用者の減少などで難しくなっている。市としては計画に基づき適切に対応していく。特に地域と地域を結ぶ幹線路線については、しっかり守っていきたい」としている。