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コラム 記者ワープロ

国際大会で理想の滑りを テレマークスキー2種目 及川さんが意気込み

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テレマークスキー世界選手権での健闘を誓う及川さん

 花巻市在住の及川芳孝さん(44)が、14日からフランスで開催されるテレマークスキーの世界選手権大会に出場する。5年ほど前にスキー競技を再開し、初めての大舞台に挑戦する及川さんは「理想の滑りで予選突破を目指したい」と意気込んでいる。

 テレマークスキーはスキー板にブーツのつま先を固定し、かかとを浮かす事ができるのが特徴。斜面に立てた旗門を滑降する「アルペンスキー」、ジャンプ台から飛躍する「スキージャンプ」、雪上コースで走力を競う「クロスカントリー」の各種目の要素を盛り込んだレースで速さを競う。

 及川さんは湯本小、湯本中でクロスカントリーに取り組み、東奥義塾高校(青森県弘前市)、強豪・中央大へ進んで国内トップ選手としのぎを削った。卒業後はフランスのノルディック複合代表チームのコーチも務めたが、その後は15年ほどスキーから離れることに。39歳の頃、知人に勧められて体験したテレマークスキーに手応えをつかみ、競技生活を再開した。

 世界選手権出場に向けては、夏場に月間300キロ以上走り込むなどして体力を強化。第一線の選手とともに北海道で練習を重ね、代表選考合宿を経て派遣が決まった。大会には日本人3人が参戦し、及川さんは比較的距離が短いタイムレース「スプリント」と、2人同時に滑りスピードを競う「パラレルスプリント」の2種目に出場する。

 選手として戻るフランスのスキー場に対する思いは強く、「アルペンの出来が鍵になる。一緒に練習する日本トップ選手に少しでも迫れるように攻めたい」とポイントを挙げる及川さん。同大会出場を踏まえ、次はワールドカップにも参戦したい意向で「若い選手たちにもテレマークスキーに興味を持ってもらえたらうれしい。最高齢選手の自分でも、いい滑りができるということを見せたい」とべストパフォーマンスを誓っている。