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コラム 記者ワープロ

学内施設、人材を活用 富士大来年度 文武で地域貢献

(3/22)

来年度の地域貢献への取り組みなどを説明する富士大の岡田学長(右)

 花巻市下根子の富士大(岡田秀二学長)は2017年度、スポーツ振興アカデミーや異文化交流センターを新設し、地域貢献活動に力を入れる。スポーツセンターや図書館といった学内施設、学生や教職員らの人材など豊かな教育資源を広く活用し、地域に開かれた教育機関として発展を目指す。

 スポーツ振興アカデミーは、施設や約500人の学生アスリート、実績ある指導陣など運動部強豪校のスポーツ資源を、国や自治体、企業、競技団体、小中高生ら地域全般に還元するのが狙い。

 具体的には、学生の競技力向上と修学・就職の両立を支援することで地域社会のリーダー的人材を養成するほか、市民対象の健康づくり研修会や運動教室の企画、施設・書籍の貸し出し、学生や教員らスポーツ指導の人材派遣、プロスポーツや各種大会のサポートなどを想定しており、第1弾事業として、スポーツに関する講演やシンポジウムなどを検討している。

 異文化交流センターは教育研究の実践や海外協定大学との交流活発化、留学生と地域社会の交流促進を図ろうと、従来の国際交流センターを改組。新たな取り組みとして同大を会場に外国人講師による英語講座を週1回開催し、市民の参加を募る。

 経済学の専門図書など約20万冊の蔵書を有する大学図書館については、これまで通りに市立図書館の利用者カードを持つ人の閲覧、貸し出しを認めた上で、新年度は地域住民や高校生を対象とした図書館利用の講座を年4回実施。このほか、金融機関の職員や金融広報アドバイザー、首長ら外部講師を招いた講義4科目を公開する計画だ。

 21日に同大で開かれた会見で、各組織の責任者や担当する教職員が概要を説明。岡田学長は「地域が疲弊していることを受け止めた上で、土地、知識、自治の拠点となるように地域やさまざまなセクターとスクラムを組んでいく。広くしっかりと見据える視野、自らが切り開くフロンティア精神、奉仕の精神など本学の教育理念に立ち返り、新しい基盤をつくる年度にしたい」と述べた。