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コラム 記者ワープロ

築90年 雰囲気そのままに 賢治最中本舗あす新装開店

(3/31)

4月1日にリニューアルオープンする賢治最中本舗

観光客ら交流の場

 花巻市大通りの賢治最中(もなか)本舗は4月1日にリニューアルオープンする。宮沢賢治出身地の同市を代表する「賢治最中」が看板商品で、昭和初期に建てられた建物の雰囲気を残し、買い物客が会話を楽しむことができる店舗として開店。リニューアルに合わせ、新商品も販売を始める。

 築後約90年の建物を改修するため、2016年8月中旬から休業。人々が通ってくる「羅須地人協会」をモチーフに、近所の人や観光客らが立ち寄り、会話を楽しむことができる場所づくりに向けて改修工事が進められた。

 改修に当っては、同店舗を運営する「末廣」の髙橋隆悦代表(52)の次女で、今春に東北芸術工業大環境デザイン学科を卒業した杏奈さん(22)が卒業制作の一環として基本的な設計・デザインを担当。以前の建具をそのまま使い、古いたんすや長椅子を配置した。知人を通じて、大槌小・中学校のプレハブ校舎で使われていた机や本棚も活用しながら店づくりが進められた。

 リニューアルオープンに合わせて新しい商品も販売開始。食べる際にあんを皮で包むことでパリパリ感が際立つ最中のほか、最中の皮にキャラメルソースやホワイトチョコレート、レモンのメレンゲなどを合わせた6種類の「もなど」。「下ノ畑ニ居リマス 賢治」の黒板をモチーフにしたパッケージデザインで、ネーミングと合わせて、デザイン・企画の「田舎lab0」(同市湯口)のデザイナー髙橋博美さん(48)とアイデアを出し合った。

 髙橋代表は「古いものを残しながら新しいものをつくりたいという家族の思いが一つになった。お店に足を運んでもらい、会話を楽しむことができる空間にしたい。近所で子供を見守るような昔の雰囲気に触れてもらえれば」と話している。

 営業時間は午前9時から午後4時30分まで。定休日は毎週日・火曜日。