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コラム 記者ワープロ

果物、昆虫 まるで本物 来月7日まで・大迫

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草花や昆虫など約700点の粘土アートを展示している高橋さん

高橋さん粘土アート展

 【花巻】花巻市大迫町の主婦高橋竜子さん(65)が手掛ける粘土細工を一堂に集めた「ほんものそっくり!粘土アート展Ⅱ」は、同町大迫の市総合文化財センターで開かれている。細部まで写実的に再現した実物大のレプリカ・アート約700点を展示。みずみずしい果物や山野草、生命感あふれる昆虫の“立体図鑑”が来場者を驚かせている。5月7日まで。

 子供の頃から絵を描くのが好きだったという高橋さんは10年ほど前、自宅に代々伝わるひな人形を樹脂粘土で修復した際、桃の花や餅菓子などを作ったのがきっかけで粘土アートを始め、以来独学で取り組んでいる。

 作品は実物を観察しながら制作するのがこだわりで、今回50種を展示しているリンゴは、重ねた断熱材を品種ごとのサイズや形状に合わせてカットし、樹脂粘土で覆い整形する。植物画を3Dにしたような草花は、寄せ植えやフラワーアレンジメント風に飾り付けて紹介。油絵の具で着色する最終工程が仕上がりを左右するといい、色を混ぜたり重ねたりして本物に近づけている。

 好評を博した2014年の第1回展示会から新たに加わった昆虫約200点は、実際に採集、購入したものを参考にワイヤの骨組みに粘土で肉付け。子供たちに虫や自然に関心を持ってほしいという思いを込める。

 会場入り口には、リンゴやヘラクレスオオカブトなど実際に手に取ってもらえる作品も並べており、親子連れが軽さや精巧さに驚いたり、まじまじと眺めたり。高橋さんは「『花を見て癒やされた』という感想が、本物のようだと言われているみたいで一番うれしかった」と笑顔を見せる。

 開館時間は午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)。入館料は大人200円、子供100円(市内の小中高生無料)。問い合わせは同センター=0198(29)4567=へ。