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コラム 記者ワープロ

農作業の最前線へ 担い手女性、農機具操作習得

(4/21)

メーカー社員の手ほどきを受けながらトラクターの操作方法を学ぶ女性

 花巻市農委(伊藤繁弘会長)主催の女性を対象にした「トラクタ等農機具実践講習会」は20日、同市太田の圃場(ほじょう)で開かれた。農業の一翼を担う女性が農機具メーカーの説明を受けながら農業用機械の操作方法を習得し、担い手としての意識を高めた。

 機械に対する苦手意識を取り除き、活躍の場を広げてもらおうと、女性委員の意見を踏まえて市農委が昨春初めて開催。3回目の今回は20~60代の20人が参加した。

 参加者は、ソバの圃場でトラクターと耕運爪、管理機、刈り払い機にそれぞれ分かれて実習。このうちトラクターについては、メーカー社員から事故の多くが路上走行時に多いことや、乗車後はハンドルの高さ、シート、ミラーを調整することなどの説明を受けた後、実際に乗り込んで操作を体験した。

 同市高松の中藤聖子さん(51)は実父の農業を継承したいとの思いで初めて参加。夫も手伝うが、人手が足りない状況といい、「難しいと思っていたが、操作は車より簡単で楽しい。いろいろ教えてもらい、今シーズンからでも少しずつ慣れていきたい」と目を輝かせた。

 同市葛の阿部美智子さん(55)は「共働きのため、農作業は休暇を取って進めるが、天候に左右されて予定通りとはいかない。自分も操作できれば融通が利くし、楽になると思う。徐々にレベルアップさせていきたい」と意欲を見せた。

 受講者は今回を含め計68人。受講者からは「女性同士和気あいあいと学べた」「機械の使い方を楽しく覚えることができた」などの好意的な声が多く寄せられているといい、市農委はニーズは多いとして今後も開催していく考えだ。