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コラム 記者ワープロ

偉大な功績末永く 「電信王」谷村貞治偲ぶ 石鳥谷

(4/21)

「みちのくの電信王」と称された谷村貞治の偉業をたたえた偲ぶ会

 世界最先端の電信機などの開発で「みちのくの電信王」と称された谷村貞治(1896~1968年)を偲(しの)ぶ会が20日、花巻市石鳥谷町新堀の「谷村貞治生誕の地」碑前で営まれ、地元の関係者らが改めて地域経済の発展に尽くした郷土の先人の偉業をたたえた。

 偲ぶ会は、1997年に谷村の生誕100年記念碑が生誕の地に建立されたことを契機に、地元住民でつくる谷村記念碑奉賛会が命日に当たる4月20日に毎年開いている。

 20回目を迎えた同日の偲ぶ会には奉賛会員や来賓ら20人余りが参列。地元の穂積恵祥新仙寺住職の読経に続き、参列者一人ひとりが焼香し、生花が手向けられた碑前に静かに手を合わせて遺徳をしのんだ。

 同奉賛会の谷村定見会長は「豊かな自然を守り、谷村先生の功績を後世に伝え残すことで、郷土を愛し、大きな志を持った人がこの地から育つことを願う」と期待を込めた。

 谷村は、1937年に東京・蒲田に新興製作所を創設し、電信機器の生産を始めた。45年に戦災で蒲田工場が焼失し、花巻市に本社・工場を移転。テレプリンターなどの先端機器を次々と開発し、「みちのくの電信王」といわれた。みちのくコカ・コーラボトリング、谷村電気精機、谷村学院専門学校などを設立。参院議員を2期務め、実業家、政治家、教育者として地域の振興に尽力した。