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コラム 記者ワープロ

五輪食料供給も視野 花巻市農業振興対策本部

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今年度の事業計画、収支予算など4議案を原案通り承認した花巻市農業振興対策本部の17年度通常総会

国際認証取得支援へ

 花巻市農業振興対策本部(本部長・上田東一市長)は25日、同市野田の花巻農協総合営農指導拠点センターで2017年度の通常総会を開いた。約50人が出席して昨年度の事業報告および収支決算、今年度の事業計画と収支予算など4議案を審議し、いずれも原案通り承認。今年度は東京五輪・パラリンピック選手村への食料供給も視野に、農産物の安全性を示す国際認証規格の取得支援などに取り組むことを確認した。

 事業報告によると、昨年度は皮ごと食べられるブドウ品種「シャインマスカット」のブランド化を目指す園芸振興策の一環としてスイーツフェアを開催。温暖化を踏まえた今後の対策として、モモの栽培を検討するための展示圃(ほ)を設けたことなども紹介した。

 事業計画では、今年度も収益性の高い農畜産物の生産支援やトップセールスなどを通じ、所得向上と経営安定化に努力。新規では、先端技術を活用した技術革新の推進や、農産物の国際認証規格「グローバルGAP」の取得支援などに取り組むとした。

 特に先端技術については、農業用のロボット技術や情報通信技術(ICT)の活用による低コスト・省力化の実証事業を試みる考え。グローバルGAPについては、訪日外国人旅行者(インバウンド)による消費拡大への対応や東京五輪・パラリンピック選手村への食料供給などを視野に、取得のノウハウを学ぶ研修会を開催する。

 上田市長は、グローバルGAPの取得支援に当たっては、東京五輪・パラリンピック開催の20年に間に合うよう十分な配慮を要請。事務局を務める市では今後の取り組みについて「県や関係機関の協力を得ながら検討する。農林水産省の支援メニューも活用しながら対応したい」とした。