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コラム 記者ワープロ

屋号 注目の的に 旧前田小学区各戸に看板

(4/26)

屋号を記した看板を並べる昭和の学校のメンバーら

にぎわい創出へ
昭和の学校

 【花巻】屋号を生かしてにぎわいづくり-。花巻市下シ沢の山の駅「昭和の学校」(照井正勝校長)は25日、同市湯口の渡り、大沢両地区の家々に屋号を記した看板を設置した。屋号という地域文化を観光資源に、地域振興を目指した取り組み。今後は住民も交えてさまざま模索しながら、屋号を核に旧前田小学校学区の盛り上げにつなげる考えだ。

 昭和の学校は、「昭和」をテーマにした資料展示館。照井校長が代表理事を務めるNPO法人いわて・ふるさと倶楽部が、2014年に地域おこしの拠点として旧前田小の校舎を利用して開設した。

 屋号看板を設置する「屋号集落計画」は、学区の活性化を目指す活動の一環。各家々の通称として地域に親しまれる屋号を地域のにぎわいづくりの足掛かりにしようという企画だ。

 同日は、昭和の学校のメンバーと地域住民数人が参加。「旧前田学区活性化作戦 屋号集落」と書かれたのぼり旗を掲げながら、渡り温泉北側の両地区を巡って約20戸に屋号を記した板(縦30センチ、横60センチ)を取り付けた。

 「羽場」「笹立」「小畑」「隠居」など屋号はさまざま。「羽場」の屋号を持つ同市湯口字坂ノ上、農業渡邉正夫さん(75)は「今でも地区内では屋号で呼び合っている」と語り、「温泉客や釣り人、山菜採りに来た人などが(自宅前を)よく通る。訪れた人が看板に興味を示してくれたら面白い。何らかの形で地域の盛り上がりにつながってほしい」と期待を寄せた。

 同学校は、残る下シ沢と鉛両地区にも屋号看板を取り付ける予定。照井校長は「地域活性化を進めるための核として屋号の活用を思い付いた」とし、「看板設置が地域住民への意識付けにつながり、温泉施設と連動した取り組みなどさまざまなアイデアが住民から生まれていけば、地域はさらに盛り上がっていくはず。今後も仕掛けを考えたい」と意欲を見せていた。