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コラム 記者ワープロ

女性審査会で相次ぎ入賞 エーデルワイン商品 品質、技術に手応え

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女性審査員によるコンクールで好成績を収めたワイン。左から「赤沢メルロー2014」、「五月長根葡萄園 2015」、「ツヴァイゲルトレーベ2014」

 花巻市大迫町のエーデルワイン(藤舘昌弘代表取締役社長)の商品が、女性審査員による国内外のワインコンクールで相次いで入賞した。フランスで開かれた第11回フェミナリーズ世界ワインコンクールで金賞と銅賞、都内で開かれた審査会のサクラアワードで金賞を受賞。素材を生かしたバランスの良い仕上がりが女性愛好家の心をつかんだ。藤舘社長は新たなワイン市場の開拓なども見据え、「繊細で、食にこだわる女性の審査会で選んでいただいたことは意義深い。ブドウの品質と醸造技術を証明できた」と話している。

 世界4550種のエントリーがあったフェミナリーズ世界ワインコンクールは、女性のソムリエや醸造家、ジャーナリストら上級ワイン愛好家850人が審査した。

 金賞の「シルバー 赤沢メルロー2014 赤」は、紫波町赤沢地区で露地栽培されたブドウを使用。バニラやココナッツを思わせる樽香(たるこう)やスパイシーな香りが広がり、程よい渋みと果実味が楽しめる。同社からはこのほか、大迫産のリースリング・リオンを長期低温発酵させた「五月長根葡萄園 白 2015」が銅賞に入った。

 一方のサクラアワードも日本の女性審査員406人が選ぶイベントで、37カ国から4212点がエントリー。金賞に輝いた「シルバー ツヴァイゲルトレーベ2014 赤」はブラックベリーやブルーベリーを思わせる香りにほのかな甘い香りが調和し、果実の豊かな味わいが感じられる。

 同社によると、素材そのものの良さを生かし、バランスを重視した「シルバーシリーズ」は以前から女性に好評を博していたといい、両コンクールとも初めてのエントリーながら手応えを感じる結果に。行川裕治製造部長兼醸造技師長は「女性からも認められたことはうれしいし、金賞は農家の方にとっても励みになる。逆にそれだけ良い原料を納めてもらっていることをありがたく思う」と喜びをかみしめる。

 「赤沢メルロー2014」と「ツヴァイゲルトレーベ2014」は「日本ワインフェスティバル花巻大迫」が開かれる6月3、4の両日、同社のワインシャトーで先行販売される予定。