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コラム 記者ワープロ

JR釜石線花巻―釜石間 SL銀河 4年目「出発」

(4/30)

 蒸気機関車「SL銀河」の2017年度の運行が29日、始まった。4年目の今年度は9月30日まで土日を中心に、JR釜石線花巻-釜石間を走行する。初日は花巻駅で出発式が行われ、関係者や鉄道ファンらが一番列車を見送り、待望の運行開始を祝った。

 同駅1番ホームで行われた出発式では、岩手花巻春日流鹿踊(ししおどり)保存協議会のメンバーが勇壮な演舞を披露。武田仁男駅長が右手を高く挙げ、花巻市の公認キャラクター・フラワーロールちゃんと共に出発を告げると、SLが汽笛を鳴らし、黒煙を吹き上げて力強く走り出した。

 ホームには大勢のファンが集まり、カメラやスマートフォンで雄姿を収めた。初めて見送りに訪れた同市下似内、会社員高橋優さん(32)は「間近で見るとすごい迫力があった」、電車が大好きという長男陽斗ちゃん(2)は「かっこよかった。乗りたい」と笑顔を見せた。

 SL運行に携わってきたJR盛岡支社運輸部の本舘敏運用車両課長は「宮沢賢治をモチーフにした身近に感じてもらえる車両。装飾などもリニューアルしており、今年度も列車の旅を楽しんでいただきたい」と話した。

 客車は4両編成(定員176人)で、内装も含めて宮沢賢治の世界観を表現。プラネタリウムをリニューアルした。今年度は16年度より4本多い上下計51本の運行を予定。全席指定で、所要時間は4時間30分。

 同支社によると、初日は満席。5月7日までの大型連休期間中は花巻発の下りが1割、釜石発の上りは2割程度の空席があるという。昨年度は計47本が運行され、延べ約6500人が列車の旅を楽しんだ。