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コラム 記者ワープロ

偉人の足跡へ思いはせ 高村祭 詩碑前で朗読・合唱

(5/16)

太田小児童による詩の朗読などで光太郎をしのんだ高村祭

 花巻市にゆかりが深い彫刻家で詩人の高村光太郎(1883~1956年)をしのぶ高村祭(花巻高村光太郎記念会など主催)は15日、同市太田の高村山荘詩碑前で行われ、参加者が詩の朗読や合唱などを通じて偉人の足跡に思いを巡らせた。

 同日は、市内外から約400人が参加。光太郎の遺影が飾られた詩碑に、太田小学校2年の中島絢星君と伊藤真桜さんが花を手向け、花巻東高校茶道部による献茶で開会。詩碑に刻まれた「雪白く積めり」の詩を参列者全員で朗読した。

 花巻高村光太郎記念会の佐藤進会長と上田東一市長のあいさつに続き、太田小学校2年生16人が鍵盤ハーモニカで「かっこう」を演奏、旧山口小学校校歌を合唱し、詩「案内」を朗読した。

 西南中学校1年生45人が「西南中学校精神歌」などを合唱したほか、花巻東高校3年の横手隼平君が「元素智恵子」、同じく佐藤凪子さんが「人類の泉」、花巻高等看護専門学校1年の主濱京香さんが「非常の歌」をそれぞれ朗読した。

 花巻高等看護専門学校1年生44人による「最低にして最高の道」「リンゴの詩」「花巻の四季」の合唱が披露されたほか、元市文化団体協議会長の藤原冨男氏による「思い出の光太郎先生」と題した講演が行われた。参加者は、かつて同山荘に暮らし地元に親しまれた光太郎の人柄をしのんだ。

 同祭は、戦火で東京のアトリエを失った光太郎が1945年に花巻に疎開した日に合わせて毎年開催され、今回で60回目を迎えた。