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コラム 記者ワープロ

日本酒振興へ一層研鑚 南部杜氏鑑評会

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醸造技術の向上に努めた南部杜氏らをたたえた表彰式

3部門入賞場を表彰

 【花巻】第98回南部杜氏自醸清酒鑑評会(南部杜氏協会主催)の表彰式は26日、花巻市石鳥谷町の石鳥谷生涯学習会館で行われた。最高位の吟醸酒首席に輝いた「あさ開」の杜氏藤尾正彦さん(赤石支部)ら3部門(吟醸酒、純米吟醸酒、純米酒)の入賞杜氏や蔵元を表彰し、醸造技術の研鑚(けんさん)に励んだ努力をたたえた。

 同鑑評会は、日本最大の酒造り集団である南部杜氏の技術向上が目的。今回は142の醸造場から計727点が出品され、優等賞に吟醸酒80場、純米吟醸酒59場、純米酒39場が選ばれたほか、上位入賞場として吟醸酒15場、純米吟醸酒5場、純米酒3場が輝いた。

 表彰式には関係者約200人が出席。審査長を務めた県工業技術センターの齋藤淳夫理事長は審査結果を報告しながら「南部杜氏の皆さまが伝統の技を継承しながら新しい技術を習得する努力を研鑚した成果。鑑評会で磨いた技術を市販酒に生かすことでさらに消費者の関心が高まる」と杜氏の高い技術をたたえた。

 上位入賞を果たした醸造場代表や杜氏には賞状や記念品が贈られた。

 同協会の直町昊悦会長は「南部杜氏として研鑚を重ねていくと確信している。鑑評会を通して技術の向上、協会の発展につなげたい」とあいさつ。

 優等賞入賞杜氏を代表して藤尾さんは「今後は後継者を育成し、伝統文化を守りながら、研鑚を重ね、日本酒の魅力を発信していきたい」と決意を述べた。