ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2017年6月
« 5月  
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
コラム 記者ワープロ

泥だらけ 広がる笑顔 東アジアU―22ハンド選手権

(5/29)

泥だらけになりながら白熱のゲームを繰り広げる参加者

応援企画でゲーム

 水田でハンドボールのゲームを行うイベント「泥んこハンドボール」が28日、花巻市胡四王地内で開かれた。市内の子供たちがぬかるみに足を取られながらも一心不乱にボールを追い掛け、泥だらけの笑顔を広げた。

 男女5カ国10チームが出場する花巻初の国際大会「東アジアU―22ハンドボール選手権」(6月26日~7月2日、市総合体育館)の応援PR企画第1弾として市ハンドボール協会が初開催。市協会顧問の谷川富男さん(66)が所有する水田に同選手権の横断幕を掲げてゴールを設け、花巻クラブJrを中心に市内の園児から小学6年生まで約30人が熱戦を繰り広げた。

 競技はストリートハンドボールのルールで行われジャンプ中に1回転する「ピルエットシュート」や空中でボールを受け取って放つ「スカイシュート」、GKの得点は2点。水泳のゴーグルやキャップを着け、泥にまみれながらはだしで駆け回る子供たちに盛んな声援が送られた一方、ゴールを外れたボールが観衆のそばに投げ込まれるたびに悲鳴と笑い声が上がった。

 会場では「イーハトーブの心を世界に」などと中央に記した寄せ書きにメッセージを集めたほか、試合後は水田をならし、ひとめぼれの苗の手植え作業に汗を流した。

 開会行事で「泥にも負けずハンドボールを楽しみ、その後の田植えも一生懸命頑張ります」と選手宣誓した清水田大翔君(桜台小学校6年)は、通常の競技と異なる動きづらさに悪戦苦闘。「走れないので、パスをつないだり、相手が戻るまでに素早く攻めるのが有効だと思った。いつもと違うけど、それが面白かった」と語った。

 佐藤睦朗同協会長は「初めての試みなので何が起こるか分からないが、土に触れながら楽しむことは一生の思い出になる」と話していた。