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コラム 記者ワープロ

いつでも 誰でも 気軽に薪割り 調達、保管所開設を構想

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参加者がおのやチェーンソーの使い方などを体験した第1回活動=5月28日、森のくに前広場

大迫
研究会がイベント企画

 【花巻】いつでも、誰でも気軽に薪(まき)を割ったり買ったりできる「薪割りランド」の構想が花巻市大迫町内で進められている。自称「薪割りスト」の深澤光さん(58)=同町在住=が代表を務める「薪割りランド研究会」は、薪の調達や活用に関するイベントを企画・開催。関心を持つ市民らが薪をくべる生活を思い描きながら親睦を深めている。

 同研究会によると、近年の自然回帰志向や東日本大震災によるエネルギーの見直しなどを踏まえ、県内では薪ストーブや薪の取扱店舗、利用する家庭などが増加傾向にある一方、薪の調達資金や、住宅地における薪の管理スペースの確保といった問題を抱える人が見られるという。

 「薪割りランド」は、買った丸太を自ら加工することで費用を抑えたり、誰でも薪を保管・購入したりできる場所で、同町大迫の体験工房「森のくに」を活用した開設を目指して準備している。

 5月28日には安全面の確認やPRなどを狙った“お試し企画”として、森のくに前広場で第1回活動を実施。薪ストーブを所有する人、購入を考えている人ら20人ほどがチェーンソーや薪割り機、おのを使ってナラの木の丸太を薪にしたほか、深澤さんの手作りピザなど「薪料理」を味わいながら交流した。

 2年ほど前から家庭で薪ストーブを使っている同市東和町安俵の小原茂雄さん(67)は「他の暖房と違うし、家全体が暖まる感じが魅力。使っている人たちと情報交換したいと思って参加した」といい、薪割り機を試していた。

 同ランドでは周辺施設との集客連携や地域通貨の使用、薪料理の提供なども構想しており、深澤さんは「薪ユーザー、山の木を販売する森林所有者、地域活性化を求める山村の『三方よし』がコンセプト。大迫で初めて常設できるように発展させ、他の市町村や集落にも同様の場所が広がっていけばいい」と話す。

 17日には第2回活動を計画している。問い合わせは、市大迫総合支所地域振興課産業係の市地域おこし協力隊(大迫地域)野口まどかさん=0198(48)2111=へ。