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コラム 記者ワープロ

心と技 生徒に伝授 ハンドボールクリニック

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上達につながるシュート練習などを学んだハンドボールクリニック

銘苅選手が指導、実演

 【花巻】プロハンドボーラーの銘苅淳選手(32)を招いたハンドボールクリニックは17日、花巻市若葉町の花巻中学校体育館で開かれ、生徒がトッププレーヤーから技術や練習方法、競技に向き合う姿勢を学んだ。

 第5回東アジアU―22ハンドボール選手権(26日~7月2日、市総合体育館)の応援PR企画として市ハンドボール協会が主催。1月の世界選手権に日本代表として出場し、現在はスペインリーグに所属する銘苅選手が講師を務め、花巻、花巻北中の男女ハンドボール部員約80人が参加した。

 チームワークやリーダーシップを高めるゲーム形式のトレーニングに続き、銘苅選手が手本を示しながらパスやシュートを指導。パスを受けてシュートをする練習については「ただ毎日繰り返すのではなく、試合を想定し、打ちたいシュートができるようになることを意識する」「打点やコース、タイミングのほか、パスが通るか、効果的かなどいろいろなことを考えて」と指摘した。

 限られた時間でも思いを込めて練習することがレベルアップにつながるとした上で、「それが、うまく、強くなるために集中するということ」とアドバイス。花巻中男子ハンドボール部の島悠人主将(3年)は「声を出すこと、シュートの高低差など大切なことを多く教わった。学んだことを生かして大会に臨みたい」と話していた。

 18日午前9時からは花巻北高校体育館で男子高校生対象のクリニックが開かれる。見学は自由。

「表現、発信力磨いて」 銘苅選手トークライブ

海外でのプレー経験や体づくりについて語る銘苅選手

体づくり、プレー経験紹介

 【花巻】クリニックに続き、花巻市上町のマルカンビル1階で銘苅選手のトークライブが行われ、スポーツを通じた人材育成やコンディショニングについて語った。

 銘苅選手は市内の中学校、高校のハンドボール部員や市民ら約70人を前に、ハンガリーやスペインといった海外での生活やプレー経験を紹介。所属チームが変わることについて「指導者志望なので、監督が変わっていろいろなハンドボール観に触れられるのがメリット。レフェリングも日本と違うし、観客の熱も高い」と説明した。

 中高生に向けては、食生活を取り上げて「食事は体と心にとても大切で、体を動かす子は想像以上にエネルギーが必要。食べられない人は弱い」と言い切り、栄養を取りやすいメニューとして具だくさんのみそ汁を薦めた。

 プレーに関しては「自分の感情を表現、開放することがスポーツでは一番大事。表現力、発信力を磨いてほしい」とメッセージ。そこからハンドボールを通した人間的な成長にも踏み込み、「将来の夢を描くときは、なりたいものを探すだけでなく、その夢をかなえて何をやりたいのかを考えた方がいい。それで選択肢が広がることもある」と呼び掛けた。