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コラム 記者ワープロ

農業先進の発信地へ 操縦士養成教習校開校 産業用ドローン

(6/20)

開校した花巻東和校で農薬散布のドローン教習が始まった

 産業用マルチローター(ドローン)の操縦士を養成する教習校が19日、花巻市東和町に開校した。商用ドローン業界最大手の販売メーカー「DJI」の販売代理店コハタ盛岡営業所(北善幸所長)が、農林水産航空協会指定の教習校として県内で初めて開設。受講者は技能認定証の取得に向け、農薬散布を行うドローンの操縦法の実技などに臨んでいる。地元では、省力化や収益向上につなげるドローンの活用を目指している。

 産業用マルチローター教習「花巻東和校」の開校式は、同町町井の町井ふるさとセンターおでってで行われ、北所長が「ドローンを活用することで、省力化や増収増益に役立ち、農業先進の発信地になることができる」とあいさつ。雫石町から訪れた第1期受講者4人は早速、学科と実技に臨んだ。このうち実技は、東和町舘迫の旧谷内小学校グラウンドで行われた。受講者は小型ドローンで操縦の基本を学んだ後、ドローンから20メートル以上離れて周囲の安全を確保した上で、農薬散布を行うドローンの操縦に親しんだ。

 同社による教習校は、青森に2カ所、秋田に1カ所あり、花巻東和校は東北地方では4カ所目。

 教習は3日間の日程で、操縦方法をはじめ航空法や機体の取り扱い、農薬散布の方法などについて、それぞれ10時間にわたる学科と実技で学び、検定を経てドローンによる農薬散布の技能認定証の取得を目指す。第2期は22日から24日まで予定されている。

 同校開設に協力した地元の農事組合法人「町井アグリフレンド・ファーム」(薄衣利幸代表理事組合長)は、農薬散布のドローン活用により、若い世代への関心を促しながら、水田での散布作業の省力化、経費節減、収益アップを目指すとともに、最先端情報を収集する機会と捉えており、今後は組合員による教習受講を計画している。

 3日間の教習受講料は20万円(税別)。受講者4~5人単位で開設する。問い合わせは、同営業所=019(698)4300=へ。