花巻市産や県産の材料をふんだんに使い、市内事業者が調理した花巻バーガーの新商品が29日、花巻市役所で発表された。南部小麦や米粉を使ったパンに、独特の味付けを施したおから蒟蒻(こんにゃく)ハンバーグを挟んだ。5事業者6店舗の新商品で、それぞれ「花巻の名物になってもらえれば」と張り切っている。30日から本格販売する。
花巻バーガーは2008年、農工商連携の6次産業化で地域活性化を図ろうと、市内5事業者が連携し、それぞれの持つ食材を活用して開発、ミッシェル花巻店で販売してきた。
今回新たに販売するのは、社会福祉法人光林会「こんびりベーカリーちゃい」(野田)と「るん♪カフェハートピット」(星ケ丘)、松葉商店「くるポン」(高木)、社会福祉法人花巻ふれあいの里福祉会「こぶし苑銀の鳩」(湯口)、ミッシェル「石窯パン工房」(藤沢町)、町井農産物加工組合「米粉パン・おでって工房」(東和町)の5事業者6店舗。
同日はそれぞれの担当者が市役所に各商品を持ち込んで発表。事業を統括したマーマ食品の伊藤恒利代表取締役社長は「2年間販売してきたが、需要がある。花巻名物に育ててまちづくりや地域おこしにつなげたい」と意欲を見せた。
各花巻バーガーの商品説明が行われ、それぞれの材料や味付けなどの特徴を発表。このうち、Aコープとうわ店で商品販売する、おでって工房の小山都志子代表は「米粉とグルテンのみのパンを使用。ビールにもワインにも合います」とPRした。
花巻バーガーの新しいのぼり旗を代表者に手渡した大石満雄市長は「わたしも事業者の一人だが、皆さんの民間の発想は素晴らしい。市の活性化に心強い」と取り組みをたたえた。
花巻バーガーは、市内4事業者以上が連携して地元業者が調理し、材料の使用割合が花巻産なら50%以上、県産なら70%以上と定義しており、15店舗以上での販売を目標にしている。