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コラム 記者ワープロ

毛越寺萩まつり開幕 世界遺産登録5周年 常行堂特別拝観も

(9/16)
萩まつりが開幕した毛越寺。秋風にそよぐ境内の萩の花

萩まつりが開幕した毛越寺。秋風にそよぐ境内の萩の花

 平泉町の毛越寺(藤里明久貫主)で15日、萩(はぎ)まつりが始まった。初日は、時折照り付ける強い日差しの中、多くの参拝者が訪れ、境内や参道に咲く萩の花に秋の風情を感じ取っていた。期間中は国重要無形民俗文化財「延年の舞」の公演などの催しがあるほか、平泉世界遺産登録5周年を記念して常行堂の特別拝観が行われている。30日まで。

 同寺にはミヤギノハギとシロバナハギ、ヤマハギの3種類、500株が植えられている。

 今シーズンは8月下旬に咲き始め、現在は日当たりの良い所を中心に六、七分咲きといったところ。初めて同寺を訪れた岐阜県の音楽療法士英通代さん(65)は「季節の花は心を和ませる。まだ暑さも残るが、萩の花を見ると秋の訪れを感じる」と、青空に映える赤紫色の花を写真に収めながら散策していた。見頃は今月いっぱい。

 期間中は▽邦楽演奏会(18日午前10時)▽常行堂秋大祭(20日午前10時)▽秋彼岸会(22日午前10時)▽延年の舞公演(25日午前11時)―などの催しがある。延年の舞公演は本堂前の舞台で「若女・禰宜(ねぎ)」「唐拍子」「留鳥」の演目を上演する。

 常行堂の特別拝観も30日まで。平泉の世界遺産を構成するお堂で、同寺で最も重要な儀式「常行三昧供(ざんまいく)」が行われる。本尊の阿弥陀如来像をはじめ、一山の守護神とされる摩多羅神(またらじん)が祭られ、毎年1月20日に行われる摩多羅神の祭礼「二十日夜祭」では常行三昧供の後、延年の舞が奉納される。期間中は堂内で二十夜祭と延年の舞の写真パネルを展示しているほか、僧侶が同寺の歴史や見どころを説明する。時間は午前10時~午後3時。