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コラム 記者ワープロ

観光周遊 検討へ 来春開業 道の駅「平泉」拠点

(9/21)
道の駅「平泉」を拠点とした観光周遊誘導システムの構築に向け、課題を調査する関係者

道の駅「平泉」を拠点とした観光周遊誘導システムの構築に向け、課題を調査する関係者

国、町と県立大
二次交通を調査

 国土交通省岩手河川国道事務所と平泉町は20日、来春開業予定の道の駅「平泉」を拠点に周遊目的や移動時間に合わせた観光周遊誘導システムを検討するため、二次交通の走行調査会を開いた。県立大総合政策学部と連携して周遊の課題などを検討。周遊を可能にする適切な案内誘導や、自家用車などから二次交通に乗り換えるための動機付けなどの必要性を確認した。

 道の駅平泉は、地域の観光総合窓口としての役割のほか、北東北周遊観光の情報発信拠点として計画されている。調査会では道の駅を一つの交通結節点とし、道の駅から町内を二次交通で周遊するシステムを構築しようと、周遊時間や周遊における課題などを調べた。

 調査には、県立大総合政策学部の宇佐美誠史講師と学生ら9人、同事務所と町の職員らが参加。

 二次交通として2人乗り電気自動車(EV)と公道を走行できるゴーカート、スクーターの三つの交通手段で、移動時間、走行や駐車スペースなど移動における課題、使いやすさなどに着目しながら▽道の駅(柳之御所資料館)▽無量光院跡▽高館義経堂▽中尊寺▽平泉文化遺産センター▽毛越寺▽達谷窟(たっこくのいわや)―などを巡り、意見交換した。

 二次交通として学生らの2人乗りEVの評価は高かったが、実際に利用する際にレンタル料に加え、駐車料金が発生することを考えれば「自家用車で移動した方が便利。自家用車から二次交通に乗り換える工夫が必要ではないか」といった指摘があった。また誘導看板に気付かずに目的地を通り過ぎたり、迷子になったりした事例も出され、適切な案内誘導が必要なことも確認した。

 今回のシステムでは周遊目的や移動時間に合わせた観光周遊コースの提案を目指しており、宇佐美講師は「(EVなどは)楽しい乗り物であることは間違いないが、それを楽しく、快適に便利に利用できる仕組みづくりが必要。ここに来たら平泉を満喫できる、北東北の世界遺産を巡れるというシステムができれば」と話している。