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コラム 記者ワープロ

世界遺産のまち発展へ意欲新た 平泉・合併60周年

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平泉町合併60周年記念式典で青木町長(右)から表彰状を受け取る町勢功労者

平泉町合併60周年記念式典で青木町長(右)から表彰状を受け取る町勢功労者

町勢功労者表彰も

 平泉町の合併60周年記念式典は23日、平泉小学校体育館で開かれた。町内各界の代表者や小中学生、国会・県議会議員、県内市町村の首長や議会議長ら約450人が出席し、60年余りの歩みを振り返るとともに、平泉の文化遺産を核とした次代のまちづくりに意欲を新たにした。

 同町は1955年4月15日、旧平泉町と長島村の1町1村合併により誕生し、2015年で60年を迎えた。社会経済情勢が大きく変化する中、人口は1985年をピークに減少し続けているが、2011年6月には平泉の文化遺産が世界遺産に登録され、年間200万人の観光客を迎える町として発展を遂げた。現在の人口は7869人(15年10月1日現在)。

 青木幸保町長は式辞でこれまでの歩みを振り返りながら、「地域力の向上を当面の目標とし町民と共に努力したい。次の10年を見据えたときに重要なのは平泉の文化遺産の平和思想と浄土思想を国内外に伝えていくこと。世界遺産のまちにふさわしいまちづくりをしていく」と決意。佐藤孝悟町議会議長は「町民の要望に沿い、真に住みやすいまちづくのために町勢発展に尽くす」とあいさつした。

 達増拓也知事、田村誠県議会議長の祝辞の代読に続き、県町村長会長の民部田幾夫岩手町長が祝辞を述べ、「10年、20年先を見据え、新たなまちづくりを目指し力強く前進してほしい」とエールを送った。

 席上、町勢功労者として地方自治の発展に尽力した前町議の小松代智、石川章、髙橋幸喜の3氏を表彰。観光PRなどに貢献した町観光大使7人に感謝状、肖像画の全国公募展で優秀な成績を収めた町民1人に特別表彰を贈った。

 式典終了後には町観光大使でシンセサイザーユニット「姫神」の星吉紀さんが「平泉への思い」と題して記念講演した。星さんは世界遺産登録を記念して作曲した「平泉讃歌(さんか)」に込めた思いを語り、「歌を通じて平泉を大切に守り、これから100年、200年と続くよう次世代にバトンタッチしてほしい」と願った。

 平泉中学校吹奏楽部による演奏、泉響会による木やり、長島小学校合奏団によるパフォーマンス、平泉小学校5、6年生による「平泉讃歌」の合唱もあり、節目を華やかに彩った。